スチール棚が汚れたときの正しいお手入れ方法は?
ご使用されているスチール棚が汚れたときにおこなうべき、正しい汚れの取り方・お手入れ方法について、注意事項を交えて説明をしています。
用意するのは2枚の雑巾と中性洗剤
スチール棚が汚れたときの正しいお手入れ方法とはどのようなものなのでしょうか。
より永くきれいにご使用いただくためには、お手入れは重要です。
以下でご紹介する方法は、どんな種類のスチール棚でも、またスチール棚に限らず、ロッカーやスチール書庫等のスチール製・金属製の家具には有効な方法となります。
お手入れに必要な道具は、以下のものとなります。
- 2枚の布きれ(ウエス)や雑巾 または ハンディモップ
- 中性洗剤
布きれ(ウエス)でも雑巾でもどちらでも構わないのですが、汚れが付いていないきれいなものをお選びください。
通常の汚れの場合は「から拭き」
スチール棚に付着した汚れが、通常の汚れの場合は、から拭きまたは固く絞った雑巾にて対応します。使用する雑巾は1枚です。
通常の汚れとは、ホコリやチリが、スチール棚板やアングル(支柱)等に付いてるような状態です。
から拭きの場合での作業は、強くこすらずやさしく拭き上げるようにおこないます。
ホコリやチリの除去が目的ですので、雑巾の代わりにハンディモップでも代用ができます。
なお、化学雑巾のように、表面に薬品が添付されている材質の道具はスチール表面の塗装に影響が出る可能性があるため、使用は避けた方が無難です。
汚れがひどい場合は「中性洗剤」で
スチール棚に付着した汚れがひどい場合は、絞って水気を切った雑巾に中性洗剤を使用して対応します。
洗剤は、弱アルカリ性等の種類もありますが、できるだけ中性のものを使用します。
スチール棚板やアングル等の表面に付着物(水垢や油汚れ・黒ずみ)がある場合等で、この方法を採用します。
中性洗剤をかけて汚れを拭き取った後は、雑巾で拭いた後に残る水分や中性洗剤の残りがスチールの表面に付いていますので、もう1枚の水で濡らしていない雑巾で仕上げ拭きをします。使用する雑巾は全部で2枚となります。
中性洗剤は汚れにより適量を付けますが、あまり付け過ぎないように注意が必要です。
こちらもから拭き同様、強くこすらずやさしく拭き上げるようにおこないます。
シンナーやアルコール類でのお手入れは禁止
油汚れをよく落とせるシンナーやアルコール類の洗剤はご使用は控えてください。
シンナー等の有機溶剤は、物質を化学的に溶かす力が強く、場合によってはスチール棚表面を覆った塗料を溶かす可能性があります。