パネル棚(軽量スチール棚)のビス(ボルト・ナット)必要個数
軽量スチール棚(耐荷重120kg/枚)のなかのスチール製の背板・側板が三方に入る「パネル棚」を組み立てる際に必要となるビス(ボルト・ナット)の数についての説明をしています。
軽量スチール棚のパネル棚
パネル棚は、オープン棚と同じ軽量スチール棚のカテゴリで、耐荷重がスチール棚板1枚あたり120kgのボルト・ナット締めをおこなう必要がある棚です。
パネル棚は、背面に1箇所と、側面に2箇所に、スチール製のパネル板をあてがい、三方をパネルで囲ったスチール棚です。
パネルで覆うため、オープン棚等に比べて光やホコリが入りにくくなっています。
ここではこのパネル棚の組み立ての際に必要となるビス(ボルト・ナット)の個数を棚板枚数ごとに説明していきます。
最上段と最下段のビス
パネル棚の最上段及び最下段の前面には、平らなL型コーナープレートが入ります。
L型コーナープレートは、最上段前面2箇所と最下段前面2箇所の、合計4枚取り付けます。スチール棚板1枚につき8箇所、さらに、L型コーナープレートの取り付け部分(棚板に留めない部分)が1枚につき2箇所あります。
そのため、最上段と最下段の必要個数は以下のとおりとなります。
- 最上段
- 棚板1枚 → 8箇所
- コーナープレートの取り付け部分 → 4箇所
- 最下段
- 棚板1枚 → 8箇所
- コーナープレートの取り付け部分 → 4箇所
- ベースプレートの取り付け部分 → 4箇所
最上段のビスの必要個数は12個、最下段のビスの必要個数は16個となります。合計で28個のビスが取り付けられます。
中間の棚板(中棚板)のビス
最上段と最下段以外の棚板「中棚板」も、ビス(ボルト・ナット)で締め付けます。この中間の棚板は、スチール棚板1枚につき、8個取り付けます。
また、パネル板が2分割(二つ割)したタイプのパネル棚については、中棚板の位置にもよりますが、必要に応じてパネル板の結合するためにビス留めするとパネル板が浮き上がらないで組み立てることができます。
パネル棚のビス必要個数のまとめ
パネル棚を組み立てる際に必要となるビス(ボルト・ナット)の必要個数をまとめると、以下の表になります。棚板が8枚を超える場合は、ここから1枚につき8個を足すことで必要個数が算出されます。
また、パネル棚には棚受けフックは使用できません。中棚板は必ずビスで取り付けます。
前面 | 背面 | 合計 | |
---|---|---|---|
最上段 | 8 | 4 | 12 |
最下段 | 10 | 6 | 16 |
24 | 24 | 48個 |
個/1段 | 中棚枚数 | 合計 | 総合計 | |
---|---|---|---|---|
棚板4枚 | 8 | 2 | 16 | 44個 |
棚板5枚 | 8 | 3 | 24 | 52個 |
棚板6枚 | 8 | 4 | 32 | 60個 |
棚板7枚 | 8 | 5 | 40 | 68個 |
棚板8枚 | 8 | 6 | 48 | 76個 |
パネル棚のビスについて
パネル棚のビス(ボルト・ナット)はM6の皿ビスを使用します。
これは棚板とパネルの双方をビス留めする際には、ボルトの径が細めの皿ビスの方が適しているためです。オープン棚や金網棚は角ビスと皿ビスのどちらも使用できますが、パネル棚は基本的にはこの皿ビスを使用します。