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本の分類とスチール本棚の収納ルール

スチール本棚に収納する、本の分類方法と並べ方などの収納ルールを考察

本の分類

スチール本棚・スチール棚に収納する本は、収納する際に、収納するルールを決めると、見た目もきれいで、使いやすくなるでしょう。
収納するルールは、大別すると以下の2種類の分類に分けて収納する方法があります。

本の種類別に分類・収納

本の種類には、そのサイズによって代表的には以下のものがあります。その種類ごとに本棚へ収納する本を分類していきます。

  • 単行本
  • 文庫本
  • 新書本
  • 大型本
  • 雑誌・ムック
  • 辞書
  • 漫画 etc

種類ごとに分類していくとおおまかには自然と大きさが揃っていきます。
大きさが揃うと本棚へ収納した際に、見た目が美しく見栄えするでしょう。

本の内容別で分類・収納

同じ単行本でも、小説であったりビジネス書であったり、仕事に使用する本や教養のための本、娯楽の本など、それぞれの内容で分類すると分かり易いです。
本の内容を分類する際に役立つのが、「日本十進分類法(NDC)」です。公益社団法人日本図書館協会が刊行している書籍で、図書館の本の並び方はこの分類法に基づいておこなわれています。以下がNDCの大分類の例となります。

  • 00 総記
  • 10 哲学
  • 20 歴史
  • 30 社会科学
  • 40 自然科学
  • 50 技術・工学
  • 60 産業
  • 70 芸術・美術
  • 80 言語
  • 90 文学

実際の分類項目は小分類などを含み多大ですので、上記の大分類を参考程度に大別分類していくとよいでしょう。

分類の順番

本棚への収納する本の分類をみてきましたが、本の分類にも順序を決めた方が望ましい場合があります。
順序のルールは、人それぞれですが、以下の順番で分類すると使い勝手がよいでしょう。

  • 1.種類別 → 2.内容別

本を種類で分けてから、その内容で分ける。この順番をルールに定めて、おおまかに分類していきます。
もちろん、内容別→種類別 となる場合もあるでしょう。ここは自分が迷わずに分類ができる方法をそれぞれ選択してください。
以上のことを留意すれば、使いやすさも考えずに何となく本棚に並べてしまうこともなくなり、まとまりの付かない本棚にならずに済むはずです。

分類した本の並べ方

本の分類を終えたなら、次にスチール本棚へ本を収納しますが、その際に重要となるのが本の並べ方です。
並べ方如何では本棚の使いやすさが半減してしまう可能性もあります。
分類した本の並べ方のルールを考えるときは、一度出し入れした際に「迷わないで元の収納場所に戻せる」というルールを設定します。そのため、並べ方のルールが細かすぎたり、難しすぎたり、さらには覚えられないルールでは、本を収納する際に仕舞い方を迷ってしまったりして、設定したルールを長続きできないからです。
細かいルールを決めて、自分では完璧に収納ができたと思っていても、一度本棚から本を取り出してしまったら、この本は「どこにしまっていたか?」「どこに戻せばよいのだろう?」なるようじゃ、元の子もありません。できる限り簡単で分かり易い方法が望ましいでしょう。
ベストなのは、並んでいるのを一瞥しただけでどういう順番なのかが分かる、というルールです。 
ごくごく一般的な並べ方のルールですが、小説や漫画のシリーズで1〜10巻などと順番があるものは並べやすいし元に戻す際も間違いが起こりにくいです。順番や向きが各シリーズで揃っていると見た目も美しくなります。
また、ある分野に関する本、たとえば「病」に関する本であれば、内容別に分類したもので関連する本を近くに寄せて並べると、使い勝手がよく便利でしょう。特定の分野で関連する本であれば、種類別に分類した本を横断的に集約してもよいでしょう。

スチール本棚への収納

スチール本棚への収納は、使用頻度出し入れしやすさなどを考慮して収納するとよいでしょう。
本棚の高い棚段や一番下の棚段よりも、真ん中あたりの棚段が最も取り出しやすいはずです。
また、高さがある本棚の場合、地震等の揺れによる落下を考えると、大型本や辞書等の重量のある本は、下の棚段に入れるのが安全です。

参考リンク:スチール棚は「上段よりも下段に重いもの」を載せるが基本

本棚収納のオプションとして、「ブックスタンド・ブックエンド」という道具があります。本が横に倒れないようにするための道具で、本棚の棚段に空き容量がある場合に便利です。
ブックスタンドやブックエンドを選ぶ際は、本の大きさに対して十分なサイズのものを使用しましょう。

まとめ

本の分類方法も並べ方のルールも、きちんとした理由があるからこそ、本棚から一度取り出したものを収納するときに迷わず元の保管場所に戻すことができます。
人によって本棚への収納ルールは異なります。一般的には頻繁に閲覧するものが直ぐ取り出せる、または迷わず収納できる方法が望ましいですが、本の配列の美しさを重要視した方法もあるでしょうし、マイベストセレクションを最も見やすい場所に配置した方法もあるでしょう。
このページで示した方法はあくまで一般的な、おすすめする本棚の収納ルールですが、みなさんもお気に入り収納ルールを自ら考案及びアップデートしていって、本棚ライフをお楽しみ下さい。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/日本十進分類法

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