キャスター付きスチール棚の耐荷重について
50φや75φのアングルキャスター付きスチール棚や中軽量スチール棚・中量スチール棚のキャスターベース(移動台車)付きラックの「耐荷重」についての説明をしています。
キャスターが付く移動式のスチール棚の耐荷重
キャスターを付けて移動式となるスチール棚について、キャスターの付かない通常のスチール棚と比べ、耐荷重が少なくなります。各移動式・キャスター付きスチール棚の耐荷重は以下のとおりとなります。ここでの耐荷重はスチール棚本体の荷重を含めたものとなります。
- 軽量スチール棚(120kg/段)
50φアングルキャスター: 120kg※現在は取扱終了商品となっております。- 75φアングルキャスター: 240kg
- 中軽量スチール棚(200kg/段)
- キャスターベース(移動台車): 512kg
- 中量スチール棚(300kg/段)
- キャスターベース(移動台車): 512kg
75φ(直径75mm)アングルキャスターについて
75φ(直径75mm)アングルキャスターも50φキャスターと同様に、軽量スチール棚のL型40mm×40mmのアングル(支柱)に取り付けることができるキャスター部材です。車輪の材質はホイルゴム製でストッパー付きとストッパー無し(自在型)の2種類があります。
75φキャスターの耐荷重は1個あたり60kgで、スチール棚1台には4個取り付けますので、全体の耐荷重は240kgとなります。
50φキャスターと同様の例で「軽量オープン棚 H1800×W875×D300(mm) 棚板5枚」に取り付けをおこなうと、自重は約21kgなので、240kgより21kgを引いた219kgが積載ができる荷重となります。
中軽量棚用・中量棚用キャスターベースについて
キャスターベース(移動台車)は、中軽量スチール棚(200kg/段)または中量スチール棚(300kg/段)のアングル(支柱)に取り付けることができるキャスター台車部材です。車輪の材質は強化ナイロン製となります。
キャスターベースを取り付けることで、重量のある重いスチール棚を楽に移動させることができます。
キャスターベースの台荷重(スチール棚全体の最大荷重)は512kgとなります。
キャスターベースにはキャスターが既に取付済みとなっています。アングル(支柱)への取付は必要ですが、スチール棚本体への取付が容易です。