スチール棚の「単式」と「複式」の違いは?
スチール棚の用語:単式 or 複式 の違いについて
単式と複式の意味
当サイトの中にもあるスチール棚を種別する用語である「単式」と「複式」。それぞれの意味と違いはどのようなものでしょうか。
用語に入る文字の違いは、“単”と“複”なので、単式は、単体もしくは1体という意味。
一方の複式は、複数あるという意味となります。
単純に単体と複数という意味で考えると、スチール棚の個数を指すような感じがします。
複式はスチール棚を奥行き方向にサイズを拡張
しかしながら、個数というときは、1台2台3台と、スチール棚を横につなげたときに数える方法ですが、単式・複式の場合は、後ろ方向(奥行方向)をつなげたときに数える方法となります。
つまり、単式は後ろ方向には無しなので単体。複式は後ろ方向に1体追加しているので2体分あります、という意味です。
ここでの後ろ方向への追加とは、奥行き方向に柱を追加してサイズが拡張しているということを意味します。
単式・複式の機能とは?
ではなぜ、複式のように奥行き方向へサイズを拡張する必要があるのでしょうか。
単式はおもに壁面に設置することを想定されたスチール棚です。
反対に、複式は壁面ではなく部屋の中側に設置することを想定されたスチール棚です。
単式のように片側からのみ取り出しするタイプの棚では、部屋の中側に置いても奥行きが狭く不便となるため、両側からも取り出しができるように設計されたのが複式というわけです。
当サイトの中でも、単式は「片側収納」、複式は「両面収納」としております。